君が描く未来予想図に僕が居なくても。

君といるだけで I'm so satisfied.

パステルブルーに一目惚れ。

ステージがそこにあって、曲ができて、メンバーができて、衣装ができて、ヲタクがついて、その足し算で小さなステージが大きなステージになる。アイドル、という方程式は足し算が多い。そんな中で、数少ない引き算をしなければならないのが卒業と脱退であり、そのひき算を脳内パステルで行わないといけない日が明日、8月23日である。

 


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黄色が減った7-1に黄色が増えた6+1で、今度は青色を失う7-1。このグループは7人にしようと誰かいなくなる呪いでもかかっているのだろうか。

脳内パステルのデビューから2年と少しにおける4回の引き算のうち2回は脱退であり、事務所の後輩は4回引き算をして4回共が脱退なのだから、そう考えれば今回の引き算が“卒業”であることは当たり前のように見えて全く当たり前では無いのである。



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それに、はっきり書くと体調不良やらなんやら、休む事が珍しくなかった事を踏まえると今回僕たちが失う青色は限りなく儚いパステルブルーであった。彼女が、約2年半のアイドル人生を1ヶ月くらいの休養期間で乗り越えたことは、傍から見ればなんでもないことなのかもしれないけど、彼女(とそのまわり)をそれなりに見ていた我々からすれば、上から目線かもしれないけど「本当によく頑張った」と言ってあげたくなるそんな2年半であった、と僕は思う。

 

推していた人からすれば、周りで支えていたメンバーや家族からすれば、そして本人からすれば、もっと険しい道程だったのかも、あるいは意外とすんなりとした道程だったのかもしれないけど、初代パステルブルーがアイドル人生というマラソンを2年半、途中で諦めずに乗り越えてくれたこと、途中で躓いても起き上がってくれたこと、ゴールテープを切ってくれることが、僕は何よりも嬉しい。


でもそれは、辞めるけど卒業、という択が嬉しいわけであって、居なくなるのは当然寂しい。パステルブルーは2年半そこで輝き続けた訳で、決して当たり前ではないその光が当たり前だった僕たちにとって、その光が消えてしまうことは何回経験しても寂しいし辛い。

 

でも、彼女の卒業公演がしんみりしてしまうのは、なんだか違う気がする。そして、これは初代黄色の時も思ったけれど、脳内パステルメンバーの卒業がしんみりしてしまうのも、なんだか違う気がする。だからこそ、笑顔いっぱいの彼女らしい卒業公演になればいいな。本当に嫌という程苦労したと思うから、大きな翼で羽ばたく彼女の最後の姿は、ゆこさんらしい笑顔であって欲しいと思う。

 

 

あの子がいる、脳内パステルを追いかける日々も


メンバーやスタッフ、裏方みんなが彼女かける声も

 

あの子があの子なりにあの子のペースであの子らしく、アイドルというタスキをかける日々も


全部の“かける”の結果が、彼女の2年間半だと思うから、最後も引き算じゃなくて、パステルブルーに一目惚れした俺たちみんなと、初代パステルブルーの掛け算にしよう。

 


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明日なんて来なくてもいいよ.