君が描く未来予想図に僕が居なくても。

君といるだけで I'm so satisfied.

出会えた奇跡、忘れないで

これは、遠い遠い過去の話。まだ、マスクなんてしてなかった頃の話。

自分が通ってた現場のヲタクが、一気にあるグループに流れたことがあった。好きなヲタクも、嫌いなヲタクも。SRで名前を見るだけのヲタクも、顔だけ知ってるあの人も。

その1件以降、僕が推していたグループみるみる勢いを失っていった。それ以来、その大勢が流れたグループと僕は勝手に距離を置いていた。曲も聞かないし、メンバーについても知ろうとしなかった。自分が聞くのは、何だか負けた気がしたから。

あれから、もう3年近い日が経った。
僕も周りも、色々あった。僕で言えば、持ち歩くものが生写真からチェキに変わって、買うものがCDから特典券に変わって、乾杯するものがカルピスからカルピスサワーになった。

あの時あのグループに流れた人達がどこに辿り着いたのかは知らない。あの時流れて行った人達を見てどこだよ、誰だよ と思ったように、僕がmintに、パステルパープルに流れ着いたのを見てどこだよ、誰だよ、ってなってると思う。僕も流れた側になってしまったから。

その流れ着いた今の場所で出会った人達がそのグループを推してるのに不思議な縁を感じて、あの時あんなに自分の中で距離を置いていたグループの楽曲だけど、このタイミングで向き合いたくなった。これは、48Gの情報を追うことは辞められても48G楽曲ヲタクを辞められなかったアイドル楽曲至上主義ヲタクの僕の性だろう。

「いつか聞こう」の「いつか」が何となく今日だったから、サブスクにあるやつ大体聞いたけど全体的にめちゃくちゃ良くて、今まで聞いてなかったことを後悔した。でも、あの時聞いていても素直に「いいな」と思えなかったかもしれないから、僕がこの期間を置いて、こういう出会い方をしたから「いいな」と思えた側面はあると思う。

その中でも特にいいな、と思った曲のタイトルでTwitter検索かけたら、意図した訳ではなかったけど先述の今流れ着いた先で出会ったヲタクの人たちが沢山その楽曲のタイトルでツイートしてて、この人たちとこの楽曲に思い出・ストーリーがある事実がめちゃくちゃいいなと思った(どれが1番好きとかは聞いてないから分からんけど)。

向こうはそんなつもりはないだろうけど、僕にとって福田朱里との1番思い出深い曲は「思い出せてよかった」だし、みさきとは「I AM HERE!」。僕にも曲との思い出があって、いつか誰かがこれらの曲と出会って聞いた時、「あいつにとって思い出深い曲なんやな」ってなったら それはちょっと嬉しいし、アイドルの数だけ、楽曲の数だけ、ヲタクの数だけストーリーがあってほしいし、それを知りたいな、と思う。

結局アイドルとの、ヲタクとの、楽曲との、グループとの、どれを取っても「出会い」ってやつはタイミングやと改めて思ったし、今の推しメンも周りのヲタクもグループも、全部のたまたまが重なって今推しメンのヲタクを出来てて、でもそこにたどり着くまでのルートは絶対にみんながみんなそれぞれが選んだ道じゃなきゃ今はない。今ヲタクとしての出身も育ちもバラバラのみんなと楽しく騒いでるからこそ、余計にそう思う。それぞれのヲタクと、それぞれの推しメンが選んだ道が重なって今、mME現場にぼくらの物語がある。

だからこそ、僕は今の自分の環境が好きだし、ヲタク間同士で色々あったりするけど、僕は自分が信じた人でかつ僕と仲良くしたいと思ってくれてる人のことはちゃんと全員大事にしたいな って思った。

アホなことも、無茶なことも、真面目なことも。一緒だとなんでもなんでも出来るような気持ちになるんだ、みんなとなら。

出会って数時間だけど、僕にとってそんな曲です。聞いてください。
feelNEOで 「星の下の僕らの話」

https://youtu.be/OTstmiFO--c

 

 

おわり