アイドルヲタクの備忘録

君といるだけで I'm so satisfied.

ヲタクとアイドルの分岐点

もしもあの時〜だったら、と考えたことがある人間は僕だけじゃないと思う。

 

あの時こうしてれば、とかあの時こうしてなければ、とかがいわゆる「たられば」の世界で、勉強ができたら、とか運動ができたら、とかも「たられば」。

 

「たられば」によって人生は分岐すると思う。

 

「あの日晴れてたら」とか、「好きな選手がFAで移籍しなければ」とか、自分の力ではどうしようも無いけど自分の人生に関わってくる「たられば」を「必然のルート分岐」、自分でどうにかできる範囲、自分の行動(それが自分の意思に沿ってたかどうかは別にして)によって起こった「たられば」を「行動のルート分岐」だとして、アイドルヲタクとアイドルが出会うことについて考えようと思う。

 

僕が今考えたワードなので、定義は曖昧すぎるけど。

 

後でまた触れるけど、必然のルート分岐と行っても本当に人にはどうしようもない場合と、誰かの行動のルート分岐によって産まれる場合がある。雨が降って試合が無くなるのはカイオーガの力を借りればまだしも人間の力ではどうしようも無い。でも、イチローMLBに行く未来は僕ら一般の野球ファンの力では変えれないけど、イチロー自身の選択、つまりイチロー行動のルート分岐によっては無かったかもしれないわけである。

 

Kさん(京都府・21歳)の場合

僕を例にして取り上げる。僕が「アイドルにハマった」っていう行動は2013年に発生していて、自分の意思だったかは微妙だけれどこれは大きな行動のルート分岐

 

物を嫌いになるのはきっかけがあるけど、好きになるのはきっかけがなかったりする。好きになるのに理由があることももちろんあるけど、結局人間なんて直感で好きになる気がする。まあ直感でも自分で選んだ選択肢ではあるから、「好きになる」っていうことは結局行動のルート分岐じゃないかな、と思う。決心のきっかけは理屈じゃなくて胸の衝動から始まる、とどこかのアイドルも歌っていたことだし。

 

さて振り返りに話を戻す。まだ“アイドル戦国時代”と呼ばれていたあの頃に数多いアイドルグループからHKT48を、そして岩立沙穂を選んだのはこれも行動のルート分岐。そっからSTU48のヲタクになったのも行動のルート分岐

 

ちょっとここを深堀するけど、僕がSTU48に流れたのは穴井千尋さんの卒業という要素が大きかった。ならこれは必然のルート分岐では?という考え方もわかる。

でも、1人が抜けてもそのグループを応援するかどうか決めるのは結局自分だから、「穴井千尋さんの卒業」というのは必然のルート分岐だったけどそれを超えた先の「STUに行った」僕の選択は行動のルート分岐だと思っている。

 

話を戻す。2020年、僕に穴井千尋さん卒業ぶりに大きめの必然のルート分岐が現れた。コロナウイルスである。

これにより、僕が予定していた握手会が相当な数潰れた。それを抜いても、僕のヲタクスタイルは変容せざるをえなかった。そして、コロナウイルスで握手会が無くなったことにより、元々知っていたアイドルAさんの現場の日が暇になっていた。ここまでがコロナウイルスによる必然のルート分岐

 

もちろん「行かない」択もあったけど、僕は会いに行った。正直こんなことになるとは全く思ってなかったけれど、それでも「行く」という選択を取ったのは僕で、間違いなくこれは行動のルート分岐だった。

 

まあ、1年間色々あった。詳しくは適当にここを掘れば出てくるので割愛するけれど。

 

1つエピソードを拾うとしたら、タイミングは違うけど友達を誘ったこと。Aちゃん目当てにBくんを誘った現場にCちゃんDちゃんが居て、BくんがCちゃんDちゃんを応援していたのは大きな分岐だったかもしれない。あそこで仮にBくんがCちゃんに行ってなかったらmintの犬になっていたかどうか微妙だし、Dちゃんに行ってなかったらメイドカフェにも行っていなかったはずである(←)。Eくんを誘っていなければフリークの情報が入ってくることは無かっただろうし、今こんなに色んなグループや楽曲を知らなかったと思う。何より、2020年の思い出は2人がいてくれたことが僕にとってはとても大きかった。

 

(そして、誘ったこの2人の人生のルートを僕が分岐させてしまった気がするのはきっと気のせいだということにしておく)

(そしてそれ以外にも僕がルート分岐を引き起こしたヲタクが何人もいる気がする)

(・・・気のせいだということにしておく)


さて、1年という期間(彼女はそれプラス1年アイドルをしていたけど)でAちゃんはアイドルを一旦卒業した。と思ったら、なんとまあBくんの推しメンであるCちゃん(=なつかちゃん)のいる事務所に入ったわけである。2つのAちゃん大きな行動のルート分岐であり、それは僕にとっての必然のルート分岐であった。

 

まあ関係性が近かったとはいえ、お互い分岐はいくつもあったはずなのにこんな所で交わったのは正直まだ変な感じがする。

 

分岐先で交わるということ

ヲタクにも様々なルート分岐があって、アイドル側にも様々なルート分岐がある。でも、そのルート分岐を選ばなかったら、きっと今のアイドルには巡り会っていないはずである。別にこれはアイドルヲタクに限った話ではないと思うけど。

まだHKTだけを追っていた僕もいるかもしれない。違うグループにAちゃんが居たかもしれない。Aちゃんは今と同じルートを歩んでいても僕がそこに居なかったかもしれないし、僕が今と同じルートを歩んでいてもAちゃんがそこにいなかったかもしれない。僕とAちゃんに限らず、それぞれのヲタクとそれぞれのアイドルにルート分岐があって、それぞれの場所で分岐先が交わっていると思う。

 

交わった先で、今僕が見ているもの

そんなAちゃん、つまりみさきちゃんは6/22にまたアイドルとして、脳内パステルとしてデビューしようとしている。「脳内パステルでデビューする」という彼女の行動のルート分岐に僕が立ち会えるのは「たまたま」に「たまたま」が積み重なったから、ではあるんだけど、それはつまり僕が繰り返した行動のルート分岐と彼女が繰り返した行動のルート分岐とが交わったわけである。幸いなことに、交わった先に彼女の周りにいたメンバーのみんなは可愛くて、素敵な子達ばっかりだった。自分の行く先も操作できない人生で、推しメンが素敵な子達に囲まれる人生はとってもラッキーだと思う。

 

だから今、辿り着いたこの場所で「脳内パステルを応援する」という行動のルート分岐を僕は取ってみようと思う。

 

未来は過去の選択によって決まると思うけど、今という瞬間は口に出した時にはもう過去だから、つまりは今の選択一つ一つが彼女たちの未来を決めてると僕は思う。彼女たちとどんな景色が見れるのか、彼女たちがどんな風に進んでいくのかが僕は今からとても楽しみである。