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ヲタクは何故候補生SHOWROOMを見るのか?

約150日ぶりの更新です。こうなるのみんな知ってた。最近は何故かBerryz工房Buono!ばかり聞いています。結局ハロープロジェクトモベキマスが最強なんだよな。かっちょいい歌、いいよね。

 

そんな話は置いといて、先日10月27日はSTU48の2期生合格発表日。と言っても従来の17時ぐらいにお礼配信・・・ではなく完全ヲタク投票による20人+漏れた子達からその場で投票5人=25人が2期生と何とも斬新(良くも悪くも)な企画で、1期+D3でライブやったりして完全に一大イベントと化していた。このやり方は賛否両論あると思うが、僕は受かった子がどうこうというよりそもそも受ける子の覚悟を見極めるいい場だったのではないかと思う。

 

僕は候補生SHOWROOMというものが好きだ。新しいもの好きだし、推しメンと出会えたのも候補生SRだし、アイドルになろうとしてる子が好きなのでかなり僕向けの企画だと思う。同じような境遇のヲタクはきっと多いはずだ。

 

過去に48Gで行われた候補生SRを振り返ると

本店16期(16年10月)→栄8期(16年10月)→瀬戸内1期(17年3月)→ドラフト3期(17年10月)→新潟2期(18年4月)→博多5期(18年8月)→栄9期(18年11月)→瀬戸内2期(19年10月)→栄10期(19年10月)(どっか漏れてそう。漏れてたら教えてください・・・)

で、初めて候補生SHOWROOMが行われた16期からもう3年経つわけです。早いなあ。

 

D3・HKT5期・瀬戸内1期はそこまでガッツリは見てなかったけど僕が全く見なかったのは新潟2期だけで、候補生SRだけはそれなりに場数を踏んできた気でいる。全然自慢できることでもないけど。こんだけ見てると、あれどっかで見たことあるなあと思ったら○期の時の△番ちゃんやんけ!ってなるパターンも増えてくる。まあ僕よりもっと候補生を見てる人はきっと沢山いるんだけど、僕なりに候補生SRについて書きたいと思う。

 

○受かる子がしていること

ぶっちゃけ話が上手かどうかは実はあんまり関係なかったりする。大事なのはワードセンスより企画力で、いかに飽きずに最後まで見てもらってかつ次の配信も見てもらえるかを大事にしてる子が人気が出る。例えば配信ごとに髪型変えるとか、毎配信事に歌うとかなんでもいいんだけど、人気が出る子はそうしている。今回の2期みたいなヲタク人気投票だと特に。

 

○とはいえ

・・・なんて書いたけど、結局顔ランには勝てない。今話題の矢作萌夏さんが教えてくれた。まあ彼女はお姉さん(と、立派なブツ)という大きなアドバンテージもあったけれど。

でも、たまに顔ランを企画力とトーク力で上回る子も出てくる。顔ランだけの子よりも受かってから太客がつくのは後者である。運営はそこの見極めをしているのだろうか。知らんけど。いや絶対してへんやん。

 

○元〜所属、意外と関係ない

「〜候補生の○番ちゃん、元△△の子じゃん‪w‪」というツイート、皆さんも目にしたことがあるのではなかろうか。受かった子で言えば今村美月さんなんかが有名な例だろうか。

実際そういうこのルームは覗いてみると所属していた団体にもよるけど「あ、笑」「久しぶり〜」「○○じゃん笑」みたいなコメントが増えがちで、それに候補生サイドも「あ〜笑」みたいな反応をする光景はありがちである。

実はこれ、結構マイナスだったりする。深く掘り下げていきたい。

 

○そもそもヲタクは何故候補生SRを見るのか

 

無論、推しグループが候補生SRをした際に「○期はどんな子が入ってくるんだ?」という純粋な興味や、今回のようなヲタク投票なら「投票できるなら1人見つけてみようかな」という気持ちで見ている人がいるのは事実であり、全く否定しない(というかそれが正しいしそうであるべきだと思う)。

だが僕も含めそうでは無いヲタクが存在し、彼らが候補生SRを見る大きな要因は結局「マウントを取りたい/取られたくない」である。結論と言ってもいいだろう。

 

ヲタクというのは面倒臭い生き物で、マウントを取ることに生きがいを感じている人種がいる(あくまで一部)。候補生SRという概念はマウントを取るには格好の材料である。同担拒否系のヲタクは「将来自分が好きなアイドルになるかもしれない一般人」を先回ってチェックしておく事で「いやでもあいつ候補生SR見てないやん」と言えるわけである。そんなの関係ないのにね。

 

そんなヲタクにとって「既にその子を知っているヲタクがいる」という事実は最悪で、そういう子は面倒臭いヲタクに撤退されがちである。最もそういう子は大概可愛くて配信にも慣れているのでSHOWROOMランキングで上位に行きがちなんだけども。

 

またもうひとつ候補生亡霊化が挙げられる。

実際に僕がそうなったからよく分かるが、自分が応援していた子が落ちると次の候補生SRで「○番ちゃんおらんかな・・・」という僅かな期待を抱いてしまい結局その子はいないのにその候補生で推しメンを見つけてしまうという悪循環にハマってしまう現象である。これは本当に誰も幸せにならないが、極たまにかつての○番ちゃんと再開できてしまうのが候補生SRの悪い所である。こうして「別にそのグループそんなに興味ないのに毎回候補生SRだけはしっかり見るヲタク」が形成されていくのである。

 

 

とはいえ、「アイドルになりたくてアイドルになった子」が好きなアイドルヲタクからすれば候補生SRを見ればその子がどんな子か1発で分かるのは素晴らしいシステムである。好きな曲を聞くだけでもその子がどの程度そのグループに詳しいのかは一目瞭然だし、中には握手ガッツリ通ってた子を見ることもある(大きな声では言えないが過去の受験者を会場で見かけることは珍しくない)し、ダンス配信をしているのを見て好きになる人もいるだろうし、SRのカラオケ機能のお陰で歌が上手い子も分かりやすくなった。いい時代である。

 

一般人の立場でネットに(しかもアイドルヲタクの前に)顔を出すことは我々には想像出来ないくらい勇気のいる行動だが、このハードルがあるお陰で中途半端な覚悟で入ってくる子が減ったのも事実ではないだろうか?○期がダメだった子が△期で同じグループを受けてくれたりするのを見るとどうしても応援したくなるのがヲタクというものである。そしてそういう子ほどアイドルという職業に、48Gというブランドに誇りを持って活動してくれるのは言うまでもない。

(それでも辞めていくのがこのご時世、そして48Gの現状である話は一旦置いておくことにする)

 

 

この文章を書いている今日もSKE10期候補生SR期間である。STU2期もそうだが、受かる子がいれば落ちる子もいるし、受かった子を応援しているヲタクがいれば落ちた子を応援していたヲタクもいる。「受かっといてあれかよ」と思われるような期ではないこと、運営に好きなことをやらせて貰えないまま辞めていく子達がもう出ないことを切に願いたい。

 

○おわりに

なんやこのトンデモ長文。僕が「一生ヲタク」と呼ばれる所以を発揮してしまった実感がある。

 

 

冬は暖かい格好をした方がいいという事実に気づいた先人に感謝して、今日はこのへんで。